地元民「どうりで変な木だと思ってた」日本で最も北にあるマングローブ

マングローブというと「東南アジア!」みたいなイメージですが、じつは鹿児島本土に近い種子島でも見ることができます(野生のメヒルギでは北限だとか)。

写真は湊という地域のもので、ささやかな生え方ですが、上流まで行くとヒョロヒョロと細長く群生した地域を見ることができてなかなか面白い。

また、中種子町にある生息地では「これぞマングローブ!」という「水面から森が生える」独特の風景が広がっていて圧巻。でも昔はあんまり珍しいことが知られてなかったせいか、わりとゴミとか捨てられてたような気がします・・・。

地元の人にとっては「昔からあるもの」を、よそから来た誰かが「こりゃすげえものだよ!」って再発見する、田舎によくあるパターンですね!(笑)

かくいう僕も高校生のころ、バイト先に向かうトラックの中で「なんだここ!ゲームみたいな場所だな~・・・」と思ってたのですが、まさかマングローブだったとは・・・。

思い返せば、子供のころはいわゆる「沼」みたいな地形が結構あった気がするのですが、最近は開発されたりして見なくなったなぁ。

湿地から芭蕉が生えてたり、葦が生い茂ってる湿地にサッカーボールが飛び込んで、葦を踏み倒してイカダ橋みたいにして、膝まで沈みそうになりながらボールを取りに行ったりしたものです。(いま考えるとすごい危ないな・・・)

ということで、時代は流れても、風景は心の中に残るものであります。

最近ではマングローブの中をシーカヤックやパドルボードで進むツアーなんてのもあるみたいですね!

検索してみたらYoutubeでランドアース(オーシャンスポーツクラブ)さんのムービーを見つけました。これは中種子の方だと思いますが、種子島マングローブの希少性についてめっちゃアツイトークをされてますね、さすが(笑)。水辺にある背の低いやつが全てマングローブです。

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■湊のマングローブ

島の北部「国上」という地区の東海岸にあります。同じ川沿いにガジュマルイッチーもあります!また、ヘゴの群生地にも行ける、なにかと面白いスポットであります。場所はこのあたり。

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