【運営日誌】記事のコツ(1)書き始める前に使う、リアクションマトリクス
仰々しいタイトルですが、単純なお話であります。facebookページを始めて、みなさまのリアクションを見ていく中で「なんだか文章を書く時はこうしたほうがいいんじゃないか?」という事がモヤモヤしましたので自分メモとして残しておきます。 「当たり前じゃねーかよ基本だってのよ!」と思われた場合はそっと閉じて頂けると・・・
ということで、大事なことはこれ!
想定リアクション決めて書く
記事を読んで頂いたリアクション自体は沢山あると思うのですが、facebookページのコメントを見ていると、大雑把に以下の4種に分けられる気がします。
- あるある(わかるわ~)
- なるほど(そうだったのか)
- やっぱり(イメージ通り)
- へぇ~(しらなかった!これはすごい!)
これが、何によってわかれるか?それは受け手の「体験」「知識/理解」の有り無しなのではないかと思い、以下の図にしてみました。
リアクションマトリクス
使い方例
黒板消しを「ラーフル」というのは、鹿児島と宮崎くらいで、都会に出てから「ラーフル」と言うと「え?」という顔をされる。
というネタを例にあげてみましょう。
これを、それぞれの人が聞くと、どう思うか、妄想してみます。
経験あり/知識ありの人が読むと
あるある!!昔やらかしたわー!(または、友達が突然ラーフル言い出してローカル語だって教えてあげた)
経験あり/知識なしの人が読むと
ああ!だから変な顔されたのかー!(またはあの人が言ってたラーフルって黒板消しの事だったのか!)
経験なし/知識あり人が読むと
そうらしいね~何かで聞いた事あるよー。
経験なし/知識なしの人が読むと
え?そんな事あるんだ。ラーフルって方言なの?何語?
といった感じにリアクションが分かれることが想定されます。
で、「種子島そだち」は、島で育った人がおおいコミュニティなので、上のマトリクスで黄色くなっている「実体験あり」のリアクションになる人に向けて書く事が多いです。
だから「あるある!」と思ってもらうか「なるほど!」というリアクションに結びつく情報の出し方を大事にしています。
【実例】投稿した記事より
といった感じで、青文字部分に「あるある」の一文を入れ込んでいます。
それに対して帰ってきたコメントの一部が以下。
- あれが冬になるとあたっていたい(*_*)
- そこら辺で高校時代に事故りました
- 高校時代その砂にタイヤが滑ってすっ転んだ事あります(^◇^;)膝の皮がペロリンチョ…それ以来、砂溜まり恐怖症…今はもう昔のイタい思い出です(^^)/
- 高校時代の真冬、そのへんでガス欠しました。夏と比べると冬は砂と風でとんでもない道になりますね。
かなり実体験がこもったコメントが帰ってきました!
この風景と「島の思い出」を色濃く結びついて頂けたようです。
これにより、他の人がこのコメントを読んだ時にも「あーそういえば高校時代、カブで事故るやついたなぁ・・・」「自分も路上の砂はこわかった」と、忘れてたような事まで思い出して貰えると思うのです。
さらに、こういうコミュニティ参加者のコメントが入ると「ああ、ここはホント地元民あつまってるわーw」という感じで、よりコミュニティの引力が強くなっていくと思うのであります! と、話がずれてしまいましたが・・・
まとめ
- 受け手の知識と経験により「あるある」「なるほど」「やっぱり」「へぇ」がある。
- 投稿を書くときは、上記を考えて情報の書き方を調整すると伝わりやすい。
というお話でございます。
※もちろん、ネタによって「島出身者でも経験/知識がない」というものがありますので、そういうのは「へぇ~」になるように書きます(宇宙留学とか)。
じゃあ具体的に、どうやって書き分けるの?
というような深い話は、またこんど~
100いいね!を超えたら調子にのって続きを書きます(`・ω・´)ゞ