空路で種子島に向かう場合、鹿児島空港からの乗り換えになります。飛行時間は30分程度で、上空から島を見下ろしつつ着陸します。この記事では、飛行機で種子島に向かう際に知っておくと便利なことをまとめています。

プロペラ機は狭くてうるさい

種子島にはプロペラ機しか運行していません。ジェット機よりもはるかに小型で、通路を挟んで左右2席ずつ。機内は路線バスよりも狭いです。

タラップも上の写真のように直乗りする簡素なもので、雨の日は滑りやすいので気をつけましょう。あと、実に細かいですが搭乗口のサイズが小さいので、乗り降りの際に頭上注意です。

飛行中は特有のプロペラ音で、だいぶうるさくなります。隣の人と会話するにも、声を大きめにしないと聞こえないくらいです。音に敏感な方は、耳栓などを持参すると良いかもです(赤ちゃんは、この音でわりと泣きます)。

機体中央のほうはエンジンの真横で、後部や前部(以下の図で4より前や10より後ろ)はすこしマシになりますが、そこまで大きな差はないです。つまりプロペラ音から逃れることはできません。

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(画像はJALの機体解説より)
プロペラ機特有の微細な揺れもあり、エンジン音も全然ちがいます。ジェット機は「ゴーーーーッ!!」って感じだとしたら、プロペラ機は「ボボボボボボボッ!!」という感じです。初めてプロペラ機に乗る人は、すこしびっくりするかもしれませんね。

実は2種類のプロペラ機が運行している

SAAB社製の機体(1列3席)と、ボンバルディア社製の機体(1列4席)が運行しており(2014年9月時点)、ボンバルディア製のほうが一回り大きいです。ボンバルディア製の機体は1日に1往復しているだけなので、ほとんどの方はSAABに乗ることになると思います。

ジェット機より荷物棚が小さい

機内が狭いので、手荷物の置き場も少し狭め。

重要な点としてジェット機で荷物棚に入った荷物が、プロペラ機では入らない事があります。そういう場合は前席シートの下に入れることになりますので、座席下にも入らないようなハードケースなどは厳しいです。大きめの手荷物を持ち運ぶ際は気をつけましょう。

特に、市販されている機内持ち込みOKサイズギリギリのスーツケースとか、だいぶ怪しいです。

時間に余裕があれば、大きめの荷物は預けてしまいましょう。

サーフボードは必ず事前確認

サーフボードを持ち込む場合は事前に確認するのがオススメです。機体が小さいため、ロングボードはそもそも貨物室のサイズに合わず積み込めない可能性すらあります。

予約と問い合わせは、JALサイトから

離島の空路を担っている日本エアコミューター(JAL系列)が担当しており、その親会社であるJALのサイトから予約できます。

 

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