「あなたは学生時代に恋したひとに、会いたいですか?たとえそれが・・・幽霊でも?」
種子島を舞台にした作品をご紹介するこのコーナー。久々に新作を見つけたのでご紹介します
作者は種子島出身 小学館「やわらかスピリッツ」に掲載
ご紹介するのは漫画作品で作品名は「8月のゴースト」。
小学館の web サイトやわらかスピリッツというところで連載されているのを発見しました。
作者は降本孟さんという方でなんと種子島出身です。
降本孟
鹿児島県種子島出身。2014年、ヤングマガジン月間新人賞 佳作。
少年マガジン 第90回 新人漫画賞 特別奨励賞受賞。
かつて島で過ごした青年の物語
7年前の高校時代に3ヶ月ほど種子島で過ごした主人公が、久しぶりに仕事で再び種子島を訪れることになり、幽霊の噂を聞くが、それは自分が島にいた時の・・・というストーリーになっているようです
<公式の内容紹介>
真っ白な肌をした幽霊。それは初恋の彼女
約束の場所に現れた
真っ白な肌をした少女の霊。
それは7年前に失ったあの子でした。高校2年生の夏に恋をした
彼女との不思議な再会。
胸の奥にしまいこんだ
あの夏休みの続き–種子島を舞台に
過去と今が交錯する
眩しく切ない青春ラブストーリー!!【編集担当からのおすすめ情報】
無料漫画サイト「やわらかスピリッツ」にて大反響を博した
切なく眩しい ひと夏のラブストーリー、待望の単行本化!!【初恋】【ロケット】【花火】【夜のプール】
これらのキーワードにビビッときた方!
これはあなたのための物語です。
先ほどご紹介した、やわらかスピリッツさんで第1話から第3話までが読める状態になっています。
地元出身ならではのシブいスポット選び
舞台は中種子町の熊野海岸。
なにげに種子島温泉ホテルが出てきます。中種子町民以外だと、しらない人もいるんじゃないですかね。種子島温泉ホテル。
さらに、知ってる人は知っているあのタヌキまで出てきます。
南種子のロケットがモチーフになっている橋も出てきますし、西之表港も出てきます。
種子島に住んでいた人なら心当たりがあるランドマークが、ちょいちょい出てくるのが見所ですね。
地元民でもあまりしらないマニアックなスポットであり、このブログでも「種子島でやりたい10のこと」としてオススメしている熊野港の半分埋まった鳥居が出てくるのが個人的に嬉しかったです。
実はこの作品全然ノーマークでですね、 facebook を見ていたらたまたま見かけまして、いそいそとやわらかスピリッツの方に入って読んでみたのです。
が・・・ものすごく気になるところで第3話が終わるんですよ。
しかも結構気になる引っ張った終わり方するんですよこれがまた。
3月に発売予定の単行本を予約しました
今のところ4話以降を読むには、3月に発売される単行本を待つしかないと思うのでアマゾンで予約しておきました。
これを機に、8月のゴーストに登場したスポットまとめを作っておくのもありかもしれない・・・。
追記:「8月のゴースト」単行本が届きました
予約していた単行本が届いたので、最後まで読めました!
後半では中種子町の旭町商店街や、南種子町の千座の岩屋も出てきます。もちろんロケット打ち上げも。
デーリィコーヒーにフルーツデーリィサワーと、デーリィ好きにはニヤリという小道具もあり。
ストーリーはいろいろ王道的な展開で進みながら、終盤の締め方がとてもキレイ、僕は「50万部ってどこまで届くのかな」と、最後の3ページがとても好きです。
筆者の方を存じ上げないのですが、もしも関東にお住まいだったら、そのうちお話聞いてみたいところです。
いやぁ、種子島出身の人の中には、いろんな活躍をしている人がいるので、そういう方を見かけるたびにワクワクしてしまいますなぁ。
ということで、8月のゴーストのご紹介でした。