島で育った人なら誰もが知っている、火縄銃の完成にかかせない女性、若狭。
あの切ない若狭の物語に着想を得て作られた演劇が「若狭姫物語」です。
種子島育ちなら分かる「あれ」が二人をつなぐ
現代東京下町の工場の娘と、1543年種子島の若狭。
時代も場所も違うはずの二人の人生が「ある事件」をきっかけに交錯する所から物語は急展開。
2つの時代で絡みあう人間関係。娘と若狭それぞれの前に立ちふさがる理不尽と困難。
これは、それでも前に進むと決めた、ふたりの女性の物語。
ストーリーは演劇として再構成されたもので、いわゆる「若狭の伝承」の演劇版ではありません。2013年に東京池袋で上演され、好評を得たことでも分かるように本格派の演劇に仕上がっています。
脚本・演出が種子島出身
この若狭の物語を書き上げたのが、本公演を取り仕切る「劇団シアター・ザ・ロケッツ」の主宰であり、脚本・演出家の「荒木太郎」。
榕城中、種子島高校の1976年生まれなら聞き覚えがありますよね?あの荒木太郎です。僕、同級生なんですよね。
大学卒業後に、芸能の道に入り、お笑い→役者→脚本・演出を経て、劇団を設立。じつは役者に転向する前は、アンガールズ田中とコンビ組んでたりもします。
そんな彼が出身地である種子島の行政に話を持ち込み、実現したのがこの公演です。
ちょうど「若狭姫物語」が東京で上演される少し前に、不動前の「種」で飲んだ事があるのですが、その時から「種子島でやりたい」って言ってて、数年間ねばりづよく実現まで持ってきたわけです。
「島にも芸術の機会を持ってきたい」そう照れながら言ってましたけど、かっこいい男の顔でした。
種子島こり~なで1/31・2/1の2日間上演
ということで、種子島で育って、東京で磨かれた荒木太郎の公演、ぜひ見に行ってあげてください。劇中には島の小学生や、種子島の劇団も出演します。
上演スケジュール(種子島こり~な)
- 2015年01月31日(土)開場18:30、開演19:00
- 2015年02月01日(日)開場13:30、開演14:00
チケット取り扱い店舗(小学生以下無料・中高生1,500円)
一般:前売り 2,500円/当日3,000円
- 種子島こり~な
- 龍星館
- 菓子処酒井屋
- (有)てらだ
- 種子島総合事務機
- リカーショップ岡留
- 永浜ストアー
- サンシード
- 種子島あらきホテル
- 和田書店
- TSUTAYAプラッセ種子島店
- 種子島観光協会
- ひだまり工房
- 種子島開発総合センター
- 大島屋
- 河野書店
後援
- 西之表市教育委員会
- 中種子町教育委員会
- 南種子町教育委員会
- 西之表市文化協会
- 中種子町文化協会
- 南種子町文化協会
- 種子島文化活性化倶楽部
- 種子島ライオンズクラブ
- 種子島観光協会