食事から部屋まで「親戚の家に泊まりに来た」ように楽しむ民宿セルヴィ|西之表市

民宿って泊まったことありますか?どんなイメージですか?

なんとなく「ホテルや旅館よりもアットホーム」みたいなイメージじゃないでしょうか。

今回紹介する「民宿セルヴィ」は、20年以上続いている民宿なのですが、簡単にいうと「もし種子島に親戚が居て、夏休みにその家に遊びにいくとこんな感じなんだろうな」という雰囲気が味わえる宿です。

メイン写真の料理は、取材に行った時に用意されてた「朝ごはん」です。お茶の間的な場所で、ちゃぶだい囲んで食べる的な「家族の朝ごはん」でした!

で、ワタクシ、ブログ管理人としてのささやかなプライドがありまして。「これは島の外の人に紹介したいな!」と思う何かが無いと紹介しないわけです。セルヴィさんの場合は・・・

お客さんとの繋がりが凄い。もはや家族。

じつはこの宿、サムズの社長のお宅にお邪魔した時に「面白い宿があるんだよ!」と紹介されたわけですが、何が面白いって、接客力が凄い。

とある宇宙少女の話

以前宿泊した宇宙大好き少女が、サッカーもやっていて、サッカーの試合と宇宙系の種子島のイベントが重なって、島にこれなかった事でスネちゃったらしいんですね。

で、学校に行かないとか言い出して、親御さん困った・・・。

それを聞いた女将さん、さっそく増田基地のイベントに行って、イベントアイテムを彼女に送ってあげたんですね「また次もあるから、またおいで」って。

こういうの、なかなか出来ないですよね。

いろいろヒミツもあると思うので、あまり詳しくは書かないのですが、サービスのひとつひとつに「どうするとお客さんが喜ぶか」って考え抜いたのを感じるんですよ。

宿泊者の写真を撮影してあげるとか、いいタイミングで声をかけてあげるとか、そういう細かいところで、差が出るんですよね。

僕、本業はマーケティングのお仕事なんですが、女将さんはすごくマーケティングセンスあると感じました。

女将さんがPCいじってブログ更新してます

女将さん

種子島 民宿☆女将が綴るセルヴィ 日記

デザインはスゴイ感じですが、確かに女将さんです。むしろ女将さんがこれに書いていると分かると、逆になんかカワイイ。

このネットリテラシーがあるから、お客さんとメールでのアフターフォローができたりするんですね。ロケット関係のカメラマンとかにリピーターが多いのも納得です。

民宿ならではの自宅ごっちゃり感

玄関を撮影させてもらったんですが、どうですかこのカオス感。

入り口

タヌキがいて、ポストが星条旗カラーで、奥に小人が居て、壁に「癒」の漢字がドーン!このごちゃまぜ感がむしろいい感じ。

あなたは宿に何を求めますか?

「ラグジュアリーなバカンス感」「異国文化の非日常感」いろいろあると思うのですが、もしあなたが「家族で親戚の家に泊まるような暖かさ、賑やかさ」を重視するなら、民宿セルヴィを検討してみてください。

あ、民宿なので、本当に「人の家に泊まる感じ」です。プライバシーとか、ホテル感を期待すると別物ですので、そのあたりはご注意ください。

  民宿セルヴィ

●宿のHPはこちら
●女将のブログはこちら

島の北部、西之表の西海岸にあります。ジェットフォイルやフェリーで来島した場合は近いです。大通りからちょっと住宅地に入った場所にあるので、看板を見逃さないようにご注意ください。

〒891-3101
  鹿児島県西之表市西之表16932-14
※ 西之表港より車で10分 , 空港より車で25分
 TEL・FAX:0997-23-0403

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