現役漁師の大将が獲ってくる魚を楽しむ|島宿HOPE

島の南部東海岸の「千座の岩屋」にほど近い、というか千座の岩屋まで車で5分弱のロードサイドに島宿HOPEさんがあります。 ご主人はもともと島外で飲食の仕事をされていた方で、種子島に移住してこの宿を始められたそうです(この移住の話は、別の記事にて)。

島宿HOPEのココが凄い

定置網で揚がった魚が宿料理に

かんぱち

こちらの島宿HOPEさんのfacebookにも時々出てきますが、ホントに漁師ですから!

上の写真のように時にはカンパチがうじゃうじゃとれてたり

かつお

シビがとれてたり・・・とにかく島の海鮮を見たいなら島宿HOPEさんの写真を見ていたら分かるんじゃないかというくらいです(魚の写真は島宿HOPEさんfacebookより引用)。

正直カンパチの写真は島生まれの僕でも「まじでこんななのか・・・」とびっくりしましたからね。島育ちでも船に乗ったことがないと知らない世界。

HOPEとっぴー

それがまた食卓に来るわけです。これは焼いたトッピー(トビウオ)。久々に食べましたけどやっぱうまし!

地元食材と、島外の調理法がコラボ

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これですよ!ご主人は前職の飲食業時代に、出張や転勤でかなりの地域を回ったらしく、要は「いろんな料理、いろんな調理法」を知ってます。僕が宿泊した時に出てきたのは「安納黒豚の豆乳しゃぶしゃぶ」!!

種子島ではあまり「しゃぶしゃぶ」って根付いた食べ方ではないので、まさか種子島に帰省して出てくるとは思わなかったですけど、実際のところ旨い・・・。

※この後さらにキビナゴや串焼きエビ、つくね串が追加されてきました。お腹いっぱい(*´Д`)

安納黒豚の脂の甘さが溶けこんで、エノキと豆腐も最強に旨くなります。実際、僕はおたまで飲んでみたりしました!(僕が手を抜いたので黄色い写真ですみませんorz)

魚だけじゃない

肉だってデザートだって、日々開発研究を繰り返しているようです。ほら、赤ワインソースのこんなおいしそうな皿も!

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※メイン写真のような「海鮮盛り」は予約が必要とのことですので、詳細は島宿HOPEさんのHPなどをご参照ください。

コミュニケーションが細やか

大将が、食事のちょうどいいタイミングで話しかけにきてくれるんですよね。サーフィンしてきた人にはサーフィンの話だったり、キビナゴが網に刺さる話だったり、食材の話だったり。

僕の隣のテーブルが、サーフィン初挑戦の夫婦だったみたいで

客:「サーフィンがこんなに楽しいとは思わなかった」 大将:「そうなんですよ!いい大人になっても、子供の時みたいに波に揉まれるのも気持ちいいって事に、気づいちゃうんですよね(笑)」 客:「そうそう!波に押された瞬間っていうの?あのときがヤバイですね」

みたいな話がされてました。なんかあったかいんですよ!これがあるから、いろんなお客さんに愛されているのだろうなぁと感じました。

キッチリした内装&インテリア

時々オーナー自ら壁塗ったりもしているようですが、基本的に建物がキレイです。古い建物もすごく好きなのですが、ただ古いのと「手入れにより味が出る」のはやっぱり別物。

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どうですかこの開放感あふれる部屋。しかも!窓の外に森みたいなのが見えますよね?これマングローブの森です。

種子島はマングローブのメヒルギ自生の北端と言われてまして、その貴重なマングローブ群生地の横にあるのが島宿HOPEというわけです。

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ほかにも和室やカラオケルームあったりと、あらゆる年代層にやさしい作りになっています。

外観はこんなオシャレペンション風

HOPE外観

コンパクトながらペンション感というか、ロッジ感というか、オーナーコダワってそうだなーと感じる建物ですよね。

島有数の名所がすぐそこ

フラウ背景

忘れちゃいけない観光的な観点では、種子島で外せないスポットである「千座の岩屋」に近いのはポイントじゃないかなぁと思います。

なぜいいか?実はですね~千座の岩屋は潮が引いてないと奥まで入れないため、来島したタイミングによっては「岩屋内に入れるのは朝8時」とかの可能性もあるわけです。

そうなった時でも「岩屋まで車で5分」ですから(`・ω・´)b

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種子島の南部、南種子の東海岸にあります。
〒891-3702
icon-home 鹿児島県熊毛郡南種子町平山500-130
icon-phone-square TEL・FAX:0997-26-7235

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