実は種子島に行くたびに、こっそりリピート買いしている逸品お土産

今回はちょっとマニアックなお土産のお話。

毎年種子島に帰省している僕が、自分のためにこっそり買っているお土産をご紹介します。

まずは塩

種子島で塩といえば、なんといっても関塩屋さんの天日塩「七つの海」です。

別の記事でもご紹介した商品で、種子島の最南端「門倉岬」の海水から作られるこの塩はミネラルがいっぱい。

塩職人の関さんが、海が濁っていない日を選んで海水を汲み上げ、加熱しない製法で手作りしている塩です。

汲み上げた海水は孟宗竹をいくつもいくつも積み重ねて作ったやぐらに流され、太陽と風の力のみで凝縮されて塩の結晶になります。

実際に舐めてみるとすぐにわかるくらいに、一粒の味が濃い。

この味を活かして、我が家では焼き野菜につけて食べたり、焼き魚のお塩として使ったりしています。

肉との相性も素晴らしくて、ただ素焼きしただけのお肉に、この七つの海をつけるだけで深みがある美味しいおかずが出来上がります。

ということで、我が家でつかうお塩は「七つの海」だけ。帰省のたびに500g-1kgまとめて買ってます。

自分用以外に、料理好きな人へのしゃれたプレゼントとしても喜ばれると思います。

つづいては砂糖

塩を買うなら砂糖も。ってことで、我が家のお砂糖として、島内のあちこちで売っているサトウキビから作った「粗糖」を買って帰っています。

粗糖と言うと聞きなれないのですが、簡単に言うとサトウキビから作った「粗めの砂糖」です。

粒のサイズも普通の砂糖よりちょっと大きめで、色は茶色。

塩が存在感抜群の味なのに対して、こちらはまろやかな甘みが特徴。なんというか、甘みの後味が違うんですよね。トゲのない甘みで、煮物に使うとテリも出ます。

コーヒーに入れると美味しいという人もいるのですが、僕はコーヒーに砂糖を入れないので試してみたことがありません。

お次は山田精肉店の安納豚

僕の中では安納豚といえば山田精肉店なんです。何と言っても安納豚の名前の由来である安納地区で育てた豚を出しているお肉屋さんだからです。

ここの肉はとにかく旨味が濃い。 うちの母親もここのお肉が大好物です。

ぱっと見は無愛想なおっちゃんが、丁寧に丁寧に豚を育てて自分のお店に出している話は、過去の記事で紹介していますので興味がある方はこちらをお読みください。

安納の湧き水を飲んで安納芋を食べて育った最高の安納豚です。

しかも通信販売などを行っていないので、現地で誰かが買うしかないという点でも、希少なお肉としてお土産に買って帰りたくなるわけです。

山田精肉店は島の北部、西之表市にあります。

つづいて、ひかり果樹園のフルーツいろいろ

種子島なのに、夏はぶどう狩りができてしまうという謎のスポット「ひかり果樹園」。

年間を通じて、ぶどう、ドラゴンフルーツ、マンゴー、パッションフルーツなどいろんなフルーツを育てているこの果樹園で、いつもフルーツを買っています。

ひかり果樹園のご紹介記事はこちら

特に夏休みはぶどう狩りに行って、タイミングが良ければマンゴーが並んでいるので、知り合いに送ったり自分で食べたりしています。

夏の朝に、そよ風にあたりながら食べるマンゴーは最高ですよ!

気候的にゴールデンウィーク時期は出荷できるフルーツがないらしいのが残念なところです。

ひかり果樹園は、島の中部、中種子町にあります。

最後は僕も購入方法がよくわからない一品

その一品とは安納地区の手作り味噌。

これは僕が実家から送ってもらっているもので、 どうやら地元の婦人会か何かで定期的に味噌を作っているみたいなんですよね。

特定の曜日に公民館で販売しているらしく、購入したらものすごい量が送られてきます。しかしこれが美味しい。 我が家の味噌はずっとこれです。

味噌には日本全国の地域の好みがあり美味しいと感じるかどうかは人それぞれなのですが、この味噌は麦味噌をベースとしたもので、種子島で育った人には馴染みの味。偶然売っている所に出会った人はぜひ買ってみてください。

安納地区は、島の北部、西之表市にあります。

まとめ:自分用に買うなら日用品がおすすめ

ということで種子島そだちの僕が自分のために買っているお土産リストをご紹介しました。

塩だったり砂糖だったりと、お土産というよりは生活必需品を種子島で買っているんだなあということに今更ながら気づきました。

僕は毎年種子島に帰っているので自分で買っていますが、なかなか行く機会がない方はネットでも一部商品が買えるみたいなので是非試してみてください。

しかし今回調べて思ったのですが、種子島の特産品ってWEBで買いにくいですよねぇ。

離島の送料の都合とかいろいろあると思うのですが、うまく一箇所にまとめて、買いやすくできたらいいのになぁと思います。