種子島の野菜が、家に届くよ! | なかわり生姜山農園

種子島空港の近くに「なかわり校区」という地域があり、そこで育てた旬の野菜をネットで買うことができるのですが、その野菜を育てているのは・・・

結論から行くと「じいちゃんばあちゃん」が作ってるんですね。西之表の中でも「なかわり」は過疎化が進んでいるエリアで、大げさに言えば、じいちゃんばあちゃんしか居ません。

そして、この「なかわり島野菜宅急便」を販売している「なかわり生姜山農園」は、昔の「こうのみね小学校」にあります。そう、あの「こうのみね小学校」には、もう子供はいません。

でもね、廃校じゃないんです。休校なんです。「いつかまた一年生を迎える日が、必ず来るから」休校なのです。その日に備えて、中庭の木もちゃんと手入れし続けています。

なかわりは、まだ復活をあきらめていません。だから、まず、自分たちができる事をやるのです。なかわりのじいちゃんばあちゃんは、今日も野菜を作るのです。

野菜が売れたからって、すぐに何がかわるなんて事もないでしょう。でも、そのお金で地域の行事や雑草駆除ができるかもしれない。いつか来る「新しい子供」のために「なかわり」を残す事ができるかもしれない。なかわりは、まだあきらめていないのです。

もちろん、現実は甘くありません。過疎が進む西之表の出生&死亡は2005年の時点で既に0.8:1.3となり、8人生まれる間に13人が亡くなる計算です。しかも高校を卒業すれば9割以上は島外に出る環境。そんな中で地域として再興を遂げるのは、並大抵のことではありません。

「なかわり島野菜宅配便」は、厳しい現実とじいちゃんばあちゃんの戦いなのです。

■なかわり生姜山農園「なかわり島野菜宅配便」
http://goo.gl/yfjTe

■なかわり生姜山農園
facebook 

<なかわり生姜山農園はこのへん>

鹿児島県西之表市安城3517−1

<管理人のつぶやき>

帰省して「WEB種子島」さんと打ち合わせをさせていただいた際に「こんな面白い事をやっているよ」と教えて頂き、しかも、このプロジェクトの担当者がたまたま僕の同級生だったという偶然からこの記事の掲載に至りました。野菜1箱3000円というお金は、決して安い額ではありませんが、この試みに賛同する方は、是非、我らの故郷の土で育った野菜を、一緒に食べようじゃあーりませんか(*´Д`)

この農場プロジェクトは「あなた専用のしょうがを育ててお届けする、マイジンジャープロジェクト」なども行なっており、この秋には新商品の「しょうが紅茶」も発売予定だそうです。

なかわりは、今日も戦ってるぜ!僕らもがんばろうぜ(`・ω・´)ゞ

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